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古いパソコンの買い替え時期や、処分の際の注意について [2007/04]

■ 買い替え時期

事業者においては、勿論「減価償却」が終わっているかどうかなどの経理上の点が関連するが、通常、償却後も使用されている場合がほとんどで、 一般的には業務に対応できなくなってきた段階で 買い替えを考える場合が多いはずです。

処分に料金がかかることは承知のことであり、できれば中古品として買取先を考えたいのはもっともです。

>>パソコンのリサイクルについて(一般社団法人 パソコン3R推進協会

しかしながら、自社でもスペック不足を感じたマシンでは、間違いなく値は付きません。

具体的には、Windows98のころのマシンといえば、ハードディスクも数GB程度で、CPUやメモリーがソフトの処理にも追いつかない状態のものがほとんどです。

結論として、買取を望むなら、早めの対処が必要といえます。買取業者に引き取ってもらう場合、データ消去の対応についてもしっかり確認しましょう。

■ 処分の際の注意(データ消去)

「個人情報保護法」のご説明をするまでもなく、「個人情報」だけでなく、重要な「業務情報」など、 漏洩しては取り返しのつかないデータは、完全に消去する必要があります。

ハードディスクはフォーマットしただけでは完全にデータ消去はされません。簡単に言えば「このデータは消去したものとして表示しない」というファイルになっているだけです。

最近は、「データ復元ソフト」が安価で市販されていて、専門知識がなくても消去されたデータを簡単に復元することができます。

逆に、完全消去するソフトも市販されていますので、パソコンの処分の際には必ずデータ消去をしましょう。

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